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苺へのこだわり・想い Thoughts on strawberries

生育に必要な0.01%の栄養素
微量元素を配合した希少ミネラル栽培

伊勢苺園のある三重県伊勢市は、伊勢神宮のお膝元。県内、最⼤で最⻑のいちごの産地です。
伊勢市内には「清流宮川」がながれ、豊かな土壌をもたらしています。その地下水を使用し冬場は寒くとも日照時間が長く、晴れた日の朝は氷点下まで下がりますが、ハウスの中は太陽の力だけでお昼前に25℃を超えます。この寒暖差がいちごを甘くおいしくしてくれます。
伊勢苺園がこだわっているのは、いちごがいかに快適な環境で育つ事ができるか。
そのために、⽔と⼟だけでなく肥料にマグネシウムやカルシウムのミネラル、加えて⼀般的に軽視されがちな、鉄分、亜鉛、銅などの希少なミネラルまでしっかり必要量与えます。

そして、一般の流通では赤く熟すと輸送で傷んだり、何日もお店においておけないなので青もぎ(熟す手前)で出荷されます。またはやく赤くさせるために温度を高めたりするところもあります。
当園では、なるべくゆっくりと色をつけさせ、なるべく完着の完熟をめざしこだわって、天候により品質が左右される農業ですので毎日最高とはいかなくとも、毎日最善を。その日でより良いものを提供しています。
そうして「完熟元気いちご」をつくってます。

生産者プロフィール

伊勢苺園オーナー倉野くらの佳典よしのり

昭和57年、三重県伊勢市生まれ。
小さい頃から、なりたいものもやりたい事もなく何をやっても続かない子で人の言う事をきかない子でした。
学生生活は目立った活動もなく、自信のない人間だった。
社会人になり仕事は東京、大阪、三重など転々としていた中、色んな人に会い、旅に出たりし、1度の人生を精一杯生きたいと思うようになり目の前の仕事をひたすらに頑張ると決意。

「自分で思いを持ったものを作り届けたい」という思いが湧き、そこで農業と出会いました。
地元伊勢はいちごの産地です。誰もが喜ぶいちごを作りたいと、脱サラして地元のいちご農家さんのところで修行。
29歳で、土地ハウスなし、知識、経験なし、からいちご農家をスタートしました。

伊勢苺園のあゆみ

  • 2011年4月 新規就農で市内の引退されたいちご農家さんのハウスを借りて開園。
    その後も900㎡から作付面積をふやしていく。
  • 2013年9月 竜巻とみられる突風によりハウスの一部が被害にあう。
  • 2014年2月 伊勢管内に記録的大雪がふりハウスは100棟近く全壊し、当園も3棟のハウスが全壊し、これを機に現在の地に移転、再建。
  • 2018年まで ハウスを移設、借りたハウスの取り壊し、新たにハウスを建設へ。
  • 2019年12月 ハウスをこの地、地元伊勢市小俣町に集約して、のべ3000㎡のハウスへ。
    事務所も移転させ、事務所で直売を開始。一か所にある事で、従業員やパートさんが働きやすい環境に。

オーガニックエコフェスタにて当園が栽培する「かおりの」が
いちご部門にて「最優秀賞」を受賞いたしました!

2019年、日本有機農業普及協会主催の生産物の栄養価を測定するオーガニックエコフェスタにて、当園が栽培する「かおりの」がいちご部門にて最優秀賞を受賞いたしました。
2021年には販売力を強化するにあたり、いちごの自動販売機を設置し、24時間毎日買えるため地元のお客さんに喜ばれています。
2022年には生産性の向上のためいちごの自動ラップ張り機を導入。
そして同年から、今年2023年にわたり更にハウスを増設。
1200㎡、1500㎡と拡大し、現在はハウスが21棟、5700㎡の栽培面積で「かおりの」「よつぼし」という三重県の品種を栽培し、JAや園での直売、市内の飲食店に出荷販売していちご狩りも受けています。

自身の夢をもっていちごに挑戦した経験を、これから新規週就農をめざす方々へ話す場を頂いたり、新規就農を目指す方を雇用して研修もおこないます。
母校である小、中学校では授業や体験をお話し、地元の農業高校では授業やインターンシップの受け入れ、他大学での講義や幼稚園への寄贈もおこなっています。
繁忙期は福祉事業所へいちごの出荷作業をお願いし、農福との連携で農作業をおこなっていただいています。

いちご1粒の想いから、たくさんの方とのご縁をいただいています。